世界のやまさ

SEKAI NO YAMASA

Azure Container Instances が出た!

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azure.microsoft.com

でました。コマンド一発でDockerコンテナがAzure上で動きます。nginxを動かすにはこうですっ!(aci_grpリソースグループがある前提)

az container create -g aci_grp --name nginx --image library/nginx --ip-address public

ブラウザでアクセスすると確かに表示される。

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あれ、これっていきなりGAなの?って思ったら違う。

Container Instances are available today in public preview for Linux containers. Windows container support will be available in the coming weeks.

Linux コンテナは Public Preview。Windows コンテナはもうすぐサポートというけど動くという噂

Kubenetes の Node としても動きます。

github.com

Registering into the Kubernetes data plane as a Node with unlimited capacity

アンリミテッド!なんか強そう。

あくまでNodeとして動くので、Kubenetesのクラスタ自体はあらかじめ Azure Container Service などで作っておく必要があります。試して失敗した人の画像はこちら。

VMの管理なんてしたくないので、Kubenetesのクラスタ自体もACIベースで作ってくれると嬉しいんですけどねぇ。。。そのうちなってくれるかな?(チラッチラッ

Spring Boot を Azure Container Instances で動かす

https://hub.docker.com/r/nnasaki/spring-boot-sample/ にまっさらな Spring Boot アプリがあったので動かしてみました。port が 8080 なのでportの設定が必要です。もちろん Spring Boot で 80 の設定をしていれば必要ありません。

az container create -g aci_grp --name spring-boot-sample --image nnasaki/spring-boot-sample --ip-address public --port 8080

ブラウザで確認すると無事表示されました。

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お値段

Pricing - Container Instances | Microsoft Azure

秒単位で課金です。24時間立ち上げる場合は普通のVMより若干高くなりそう。

起動時間はコンテナのイメージサイズにもよりますが、nginxなら数秒で立ち上がるので、オートスケールに使えそうな感じです。

まとめ

簡単。便利。

Docker 使う理由がまた1つ増えました。

サクッと作れるので、開発用とはもちろん、LTとかでもデモが映える感じ。

特に開発時にコンテナを使い捨てる Draft とはめっちゃ相性いいんじゃないですかね。

github.com

参考リンク

Azure Container Instancesbuchizo.wordpress.com

blog.shibayan.jp