Azure Portal 上で シェル が使えるようになりました!
使い方
Azure Cloud Shell (Preview) quickstart | Microsoft Docs にだいたい書いてありますが次の通りです。
ポータル上部のボタンを押してサブスクリプションを選択します。
ストレージが作られます。ストレージの料金は若干かかります。
初期化がはじまります。
初期化が終わり接続します。
繋がりました。Bashが起動しているようです。
PowerShell はまだのようです。
VMを作ってみる
Azure Cloud Shell (Preview) quickstart | Microsoft Docs のVMを作ってみようと思います。
az group create -l japaneast -n nnasaki-east-test
を実行
az vm create -n nnasaki-east-test -g nnasaki-east-test --image UbuntuLTS
を実行したら SSH キーが無いと言われました。
--generate-ssh-keys
オプションを付けて、再度実行したところ、作成できました。
SSHで接続します。ユーザーはシェルに表示されているか、$USER
を指定して、先ほどの作成結果のpublicIpAddlessを使用します。こんな感じ。 ssh nnasakick@13.71.158.94
yes
と打てばログインできます。Ubuntu に繋がってますね。
使えるコマンド一覧
2017/5/11 現在です。最新版はリンク先を参照してください。
制限について
色々ありますが、大事なところ
- $Home
と clouddrive
以外は消えます。注意しましょう。
- git clone
などで clouddrive
にファイルを持ってきてもパーミッションが反映されない。 $Home
を使いましょう。
- インタラクティブな使用が目的なので、長いタスクなどは予告なく終了させることがある。*1
10分ぐらいで切れるようです。
ローカルとのファイル共有
portal から上げたファイルを clouddrive
ディレクトリで参照することが出来ます。逆もしかりです。
portal で cloud-shell
を検索してリソースグループを選択
ストレージアカウントを選択
ファイルサービスを選択
アップロードを選択
ファイルを選択してアップロード
追加されてますね
Cloud Shell で追加されているのが確認出来ます。
さらに自分のPCにドライブとしてマウントすることも出来ます。はるたま先生の手順を行います。
ローカルからも確認できました。
中身について
Ubuntu 16.04.1 LTS の Docker らしい。
まとめ
Azure CLI が直ぐに使えるのと、ssh が入っていない Windows とかの時にサッとできて良い感じ。あと、Azure Mobile App(iOSアプリ) でもシェルが使えます!(使いたいかどうかは別にして)
facebook 見てたら ruby いれたり、awscli いれたりすでに Hack されているようです(笑)
*1:az コマンドでデプロイに30分かかっても、コマンドの結果待ちをしているだけで、裏で動いているのでデプロイが途中で終わることは無いです。