昨年は主催しましたが、今回はTAとして参加しました。一応名目上は今年の主催者である @135yshr さんの補助をするという立場だったけど、ほとんどなんもしていない。
結論からいえば、開催して本当に良かったなと思う。皆さんにも楽しんでいただけたようで嬉しい。昨年の悪い点は今回で大分改善出来たかなと思いました。
お題が良かった
昨年は自動販売機でしたが、若干作りにくい印象がありました。一見するとこの問題は誰もが使ったことがあるものなのでとても作りやすいように見えますが、お金を投入した状態を保持する「状態」を扱うテストが必要だったり、お釣りや商品を排出するという「出力」をどう扱うか悩んだり、なにより自動販売機という豊富な機能がイメージとしてあるので、先のことまで考えて壮大な設計を最初から考えてしまい、TDDの肝である「1つずつ少しずつ」が出来ないことがありました。
なので今年はTDDのお題として有名な「Range」に @i_takehiro さんがアレンジを加えて「整数の区間」というのを作りました。 今は課題8まで見られますが、当日は課題1・課題2と小出しにしていくことで、参加者が「1つずつ少しずつ」を実践できるようにしました。 ただ、「ジョウタンテン」とか「クカン」とか「カタンテン」とか数学的な要素が若干強いので、課題1の途中までをペアプロデモを行うことと、用語集を用意して参加者の人が概念を理解できるように配慮しました。
TDDBC はテスト駆動開発を「体験する場」なので、今回はその体験が最良となるように最適化を行い、結果成功したと言えるのかなと思います。
お弁当良かった
昨年はペア決め後はお弁当は特に用意せず、自由行動としていました。その結果、各ペア間の溝が埋まり切らなかったかなと感じていました。 今年はお弁当を用意して、お昼時間もペアの方と過ごしていただくようにしました。また、アイスブレイクと手書きのポジションペーパーを用意してお互いの親睦を深めていただくようにしました。ここらへんは、今年の主催者である @135yshr さんの手腕のおかげだと思います。
会場良かった
昨年は貸し会議室を借りたんですが、プロジェクターの色味がおかしかったり、会場費のせいで収支が悪化してしまいました。 今年はデータコム株式会社様のご協力でとても良い会場を無償で提供していただき、大変助かりました。
レビュー良かった
@i_takehiro さんのマサカリが冴えまくってて、手が上がるたびに会場全体がカイジばりに「ザワザワ」してました。こんなレビューワが自分のプロジェクトにいると怖い心強いなぁと思いました。
懇親会良かった
データコム株式会社様の会場をそのままお借りしてビアバッシュを行いました。昨年の懇親会参加はほぼTAだけとなってしまいましたが、今年はビアバッシュで懇親会費を抑えたおかげか参加者もほぼ全員でした。 懇親会の中で前日にLT希望書を募ったのにもかかわらず、飛び入りを含めると7人ぐらい発表されまして、居酒屋でただしゃべるよりもとても内容が濃かったと思いました。
まとめ
去年良くなかった点が今年はカイゼンできたというのが本当に良かった。来年もまた開催できるよう、運営側としてお手伝いしていければと思っています。