AzulとAzureちょっと名前が似ていますが違います。
Java 11正式版がリリースされました。このバージョンからOracle JDKのサポートは有償になり、OpenJDKで無償の長期サポート(LTS)提供はあるかどうかわからないという状況です。
AzureではAzul SystemsがビルドしたOpenJDK LTS版を無償で提供!
そんな不安な中、素敵なニュースが入りました!
AzureまたはAzure Stackで実行する場合、Azul Systems Zulu EnterpriseのOpenJDKを無償で使えるというアナウンスがありました。
Azul Systems社が提供するJava SE 7、8、および11以降のすべてのLTSバージョンのOpenJDK for Azureを利用できます。
下図の青い線がライフサイクルになります。
さらに詳細なライフサイクルはこちらです。Azul Systems Zulu Enterpriseの列になります。
(Azul Product Support Roadmapの図を加工)
開発マシンでも利用可能!Dockerでも!
さらに嬉しいのは、MacやWindowsの開発環境でも利用可能で、yumやaptリポジトリが提供されます。Dockerイメージも提供され制限なしに組み込みもできるということで、開発には困らなさそうです。
ダウンロード先はこちらです。Java 11については9/28から利用可能となるようです。
まとめ
Oracle JDKの有償サポート、OpenJDKのLTSサポートに不安を感じる人も多いかと思いますが、Azure上ではAzul’s Zulu Enterprise builds of OpenJDKを安心して長い間使うことができそうです。
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