ソフトウェアテスト勉強会~やってみよう!デシジョンテーブル&状態遷移~ - TDC - ニュース - 東北デベロッパーズコミュニティ
写真 は21歳誕生日を祝っての21個のイカリングスカイタワー写真です。
テスト勉強会は0回以降参加していなかったので、ようやく参加できた。講師は@nemorineさん。
デシジョンテーブルと状態遷移は結合テストと思い出したくない強化テスト(結合テスト以降でバグがいっぱいあるとやる)で作ったなーと懐かしながらやっていた。
ジョジョネタがところどころ出てきましたが、残念ながら不発ッ!学生もチラホラいるので、ついてこれなかったかしら。
デシジョンテーブルと状態遷移図(表)はJSTQBテスト技術者資格認定-シラバス(学習事項)・用語集-では「〜という役割である」という説明だけで、作成の仕方までは解説されていないので、実際に手を動かして作るのはとても参考になった。
いくつか覚えていることを箇条書きメモ。
デシジョンテーブル
- 入力条件(縦軸)は同値分析を行い、2のべき乗で増えていく条件を出来るだけ減らすこと。
- 条件指定部(横軸)の組み合わせも同様に圧縮できる。設計時には便利だが、テスト時はやり過ぎると試験項目漏れとなるので注意。
- 真偽値は綺麗に書く。バラバラに書くと網羅しているかパッと見分かりづらいから。
- コツは入力条件が3つなら2**3 = 8通りとなるので、一番目の入力条件はYYYYNNNN、2番目の入力条件はYYNNYYNN、3番目はYNYNYNYNとして機械的に書く。
三番目の機械的に書くのは表にするとこんな感じ。Yを半分ずつに減らし(分割し)て書いていくのがポイント。自分は知らなかったので、おーなるほどーと思った。
入力条件 | 条件指定部 |
---|---|
クーポン | YYYYNNNN |
平日 | YYNNYYNN |
学生 | YNYNYNYN |
状態遷移テスト
- 状態遷移図で条件漏れは発見しにくい。理解をしやすくするものとして、図を元に表を作ると良い。
- UML の状態遷移図を使用しても良い
- 状態が遷移する間、初期状態からイベントをいくつか経由して初期状態に戻った時、イベントの同時実行等に注意する。
勉強会後の懇親会はほぼ全員参加で14人も集まった。
なんと昨日誕生日と明日誕生日というニアピンな人が二人もいたので、低音なハッピバースデーで祝った。
生搾りパイナップル絞りサワーが大人気で、うまかったけど、酵素のせいか飲めば飲むほど酔いが覚めるという意見もあり。
c#erいないすかね、という話をしたら「僕は.NETが嫌いなんでc++でゴリゴリですね」という強者もいて、なかなかc#使いには肩身が狭い世の中です。
次回は12月15日(土)にゲストを招いてテスト技法の勉強会を予定しているそうで、HAYST法を使ったりするようです。私は残念ながら既に先約があって行けません(とても行きたい!)が、皆さんは予定をあけておくと良いと思います!