ADK 1.7 から Intel Hardware Accelerated Execution Manager (Intel HAXM) というのが使えるようになり、エミュレーターがチョッ早になったという噂を聞いて試してみた。高速化のポイントはエミュレーターを Virtualization(仮想化)用の CPU で動かすようになったから早くなった。
手順は Configuring Virtual Machine Acceleration を参照して行った。
注意点は
- BIOS で Virtualization を有効にすること。
- Android SDK Manager からインストールするだけではだめで、別途 android-tools の extras にあるインストーラを実行しなければならないこと。
- VirtualBox と相性が悪いこと(後述)
Windows ノートPC で Centrino2 とかいうCPUで通常のエミュレーターと比較した結果
- エミュレーター起動時間は1分ぐらいで大差なし
- アニメーションのカクツキが少なくなったかも
- ブラウザが結構よく動くっぽい
- snapshot をオンにしていると二度と立ち上がらなくなる(AVD を再作成すれば治る)
で、結論としては VirtualBox で Android を走らせて adb connect して使うほうが良いという、比較したどちらでも無い結果になりました!
これも今日初めて知ったんだけど、Windows 上で実機並みにぬるぬる動いて感動しました。手順とか WEB を見ると省略されてたりスクリーンショットがなかったりするので、今度記事を作ろうと思います。
2013/4/15 追記
割と検索されているようなので追記しておきます。
今現在はエミュレータではなくNexus7の実機でDebugしています。
なぜなら、実機のほうがエミュレーターより反応良いし、エミュレータではうまくいったのにということがありません。
2万円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、エミュレータで我慢する時間を考えるとすぐにペイできる値段だと思いますので、実機を使うことをオススメします。