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世界のやまさ

SEKAI NO YAMASA

「現場」で頑張りすぎないたった一つの理由

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この投稿は DevLOVE Advent Calendar 2013 12月20日の記事です。 前日は tchikuba さんでした。

タイトルはホッテントリメーカーから作りました。皆さんとてもエネルギッシュで前向きな記事が多い中、ちょっと息抜きな感じで見ていただければと思います。

自己紹介

DevLOVE仙台 のスタッフをしています。仕事はいわゆる SIer です。c# が好きです。でも、 VB.NET ばくはつしろと思ってます。最近は Windows Azure モバイル・サービス をみんなに勧めてまして、BuildInsider にて iOSアプリを5分で作ろう! という記事を書いています。

何故、頑張りすぎないか?

「現場」のため。自分のため。健康のためです。あれ、理由が3つあるけど気にしない。

例えば、がんばるあなたがプロジェクトを殺す という話があります。みんなに頼りにされている彼。彼無しでは「現場」が回らない。もちろん彼もそう認識している。でも彼は体調を壊してしまう。「現場」も壊れてしまう。すぐに読めますので一度読んでみてください。

これが怪談なのは、誰も悪意を持っていないところだ。彼はプロジェクトを助けるために働き、皆もそれに感謝した。結果、プロジェクトが破綻に近づいた。

また、DevLove仙台では次のスライドにて、ソフトウェア開発データ白書を元に、開発の91%は受託開発でレガシーであるという話をしました。

このスライドで言いたかったことは、どうしようも無い「現場」からは逃げるしかない。ということです。逃げ出すために前振りとして、勉強やアウトプットするべきと書きました。

その「現場」はあなたの300人月を捧げる価値があるか?

@papanda さんの言葉によく出てくるのが「一生涯ソフトウェア開発たかだか300人月」です。人生はとても短い。

もちろん、「現場」から逃げるだけが正解じゃ無いと思います。私はパッションが重要だと考えています。

たとえば、「ファイナルファンタジーXIV新生エオルゼア」。これが何故「新生」かというと旧版があまりにも酷く作り直したから*1。旧版は簡単に言うと企画は日本でやって、オフショア開発したらつまらないゲームが出来上がり、大コケしてしまった結果、旧版のプロデューサーは更迭されてしまいました。

その後、今のプロデューサーに変更後、彼のパッションによってオフショア開発のプログラムは全面的に書き換えられ、まったくの別物である「新生」となりました。先日リリースされて150万アカウントを超す大ヒットとなりました

このようにパッションあふれる「現場」のメンバー、もしくはリーダーとなれるのであれば、逃げたりせず踏ん張りどころだと思います。
逆に、もし、あなたの「現場」にそのようなパッションは存在せず、ただただ現状を呪う言葉しか出てこないのであれば、その「現場」から逃げることは選択肢の一つとして選んで良いと思います。

まとめ

「一生涯ソフトウェア開発たかだか300人月」です。大事なことなので2回言いました。

今の「現場」で頑張りすぎていませんか?情熱を注げない「現場」に対して孤軍奮闘していないでしょうか?行動経済学保有効果というものがあります。

保有効果とは、自分が所有するものに高い価値を感じ、手放すことに抵抗を感じさせる効果のことです。

人間は一度手にしたものは手放しにくい生き物です*2。あなたが壊れてしまう前に「現場」から逃げ出すことも考えてみてください。

と、つらつらと偉そうに書いてみましたが、これは自戒でもありますw
頼りにされるとやっぱり頑張っちゃうよね。でもほどほどにね。今日は金曜日だし忘年会でも行って、ストレス発散しましょう。

明日は kurobara さんです。よろしくお願いします。

*1:旧版については、ニコニコ大百科:ファイナルファンタジーXIV(旧版)に詳しく載っています。

*2:ウォーターサーバーとかレンタルモップが1週間無料とかやっているのは、この保有効果を狙っているから。無料期間が終了し、引き取りに来られると手放したくないと思ってしまい、そのまま継続してしまうことがある。